脱穀と精米に挑戦!!
「はで干し」も終わり、いよいよ脱穀・精米にチャレンジです!!
機械は使わず「割りばし」や「千歯」などを使って行いました。
ご利用者の皆さんは「千歯」は知っているけど使ったことはないそうで、たしかに「千歯」が使われていたのは大正時代頃まで・・・「家にはあるよ」とご利用者の皆さんの親世代が使っていたというエピソードなど色々と聞かせてもらいました。
やはり手作業は手間が掛かります…皆さん集中して脱穀作業に取り組まれていました。結果、5合升一杯になったお米ですが、精米して行くと2合か3合か…? 参加された皆さんで予測しながら達成感を感じていたました♪
さてさて、精米したらどのくらいになるのか…楽しみですよね~♪
後日…精米作業にチャレンジです!!すり鉢に脱穀した米を入れて擦っていきます!! これもなかなか大変な作業です…
野球ボールを使って擦っていきます!!ある程度擦ったら籾と米を分けて擦るの繰り返し!!力も必要となるので、ご利用者の皆様もギブアップ!!職員がバトンタッチして頑張りました!!
結果、5合升一杯にあった米はスリムになり、予想していた2合ほどになりました!!分かっていた結果ではありましたが「まぁ、こんなもんだわな…」と言われたご利用者の皆さんの表情はどこか寂しそうでした(・_・;)
最後の仕上げは一番ハード!!ひたすら米が白くなるまで突いていく作業です!! 昨年から頑張って頑張って突いていましたが白くなる気配が全くありません。
そして、ついに私の心が折れました…現代の機械に頼り精米することとなり無事終了。ご利用者の皆さんも「ほんに便利になったもんだが!!」と、今と昔の違いを改めて体験してことで、現代の生活の便利さをしみじみと感じました♪