情報科学高校企業見学バスツアー

10月2日(水)島根県立情報科学高校企業見学バスツアーにて生徒17名が特別養護老人ホームしらさぎ苑の職場見学に参加していただきました。見学では高齢者疑似体験、車椅子体験、介護食の試食を行いました。

高齢者疑似体験ではチームを組んで、体験用のおもりやゴーグルを装着する生徒とサポート付き添いする生徒にわかれて、体験していただきました。生徒が互いに転倒しないように体を支えたり、声がけや気遣いする姿がみられました。

車椅子体験では作業療法士が車いすの使い方や、押して移動する時の注意点を説明をして、実際に乗ったり、人を乗せて移動する体験が行われました。

介護食の試食では、咀嚼や嚥下が難しくなった方でも食べることができるように形状を変えた食事の試食をしていただきました。見た目にもこだわったソフト食のお魚、とろみのついた飲み物等の味や食感に驚く生徒もいました。

見学会のまとめでは、「どうしてこの仕事を選んだのか?」という生徒からの質問を受け、介護士、ケアマネ、作業療法士、栄養士がそれぞれ実際の体験を交えて、仕事を選んだきっかけ・理由や仕事の楽しさ・やりがいについてお話しさせていただきました。見学を通して、生徒からは、「高齢になると体が不自由になりサポートがないと生活が難しくなることがわかり、今健康であることのありがたみがわかった」等、感想を話していただきました。

少しでも福祉の仕事に興味を持っていただければ幸いです。生徒の皆さんのこれからのご活躍を応援しております。ありがとうございました。